下級サラリーマンのヘッポコ投資

30代前半の下級サラリーマンが、将来の不安から経済的な自由を求めて投資をするブログ兼備忘録です。最近は経済や社会に関するニュース紹介もやっています。

恒大集団 不渡りの恐れか~中国株は怖い~

はじめに 

こんにちは、下級サラリーマンです。

最近、中国の不動産大手の恒大集団に関するニュースや動画が活発になっていますね。

一部では破綻の恐れがあるや共産党からの支援がある等の憶測も出回っていて内容がよく分からなかったので簡単に調べてみました。

 

 

恒大集団について

そもそも、恒大集団とは中国不動産業界第2位の企業です。

積極的な買収や投資で成長してきた企業で、不動産以外にも車関係や食品販売、保険等様々な経営を行っています。

不動産開発も積極的に行っており、280以上の都市で事業を行っています。

その攻めのスタイルもあって、負債が33兆円以上もあります。

 

 

問題の内容について

「負債の返済が出来なくなる恐れがある(デフォルト)」と公表したため、株価が大暴落して大混乱になりました。

さらに20日の利払いをしない旨を中国当局に連絡済です。

直近は23日の約131億円相当の利払いがあり、年末にかけて続々と利払い期日が来る負債があります。

しかし、現金がないために不渡りが発生するかもしれない。

それを裏付けるように、一部の物件を20%~30%引きで売りに出しているという話が出ています。

さらに、中国当局からコロナ対応の一環として一部不動産融資に制限が加えられたせいで不動産が売れにくくなってしまいました。

そのため、現金の確保が難しくなった上に不動産自体の流動性が低下してしまったために今後も明るい未来が見えないといった内容です。

 

終わりに

以前の中国の教育関連株もそうですが、中国当局の意向や政策で企業が破綻し兼ねないのは恐ろしいリスクだと感じています。

だからこそ、自由国家では出来ない支援策を打つと想像している方もいらっしゃいますが目が離せない状態です。

さらに、この流れがどこまで波及するかも想像が出来ません。

今後も注意深く観察していきます。

それでは次回でお会いしましょう。