下級サラリーマンのヘッポコ投資

30代前半の下級サラリーマンが、将来の不安から経済的な自由を求めて投資をするブログ兼備忘録です。最近は経済や社会に関するニュース紹介もやっています。

パタハラってご存知ですか? ~某大手企業のパタハラニュースを見て~

こんにちは。

下級サラリーマンです。

 

パタハラとは、 パタニティー・ハラスメントといって、男性が育児参加に対する嫌がらせのことです。

例えば、育児のための時短や育休取得を妨害したり、退職を促すことが挙げられます。

 

先日、興味深いニュースを見ましたので紹介したいと思います。

 

6月3日の日経ビジネスに掲載されたのですが、

 

 ・「育休復帰、即転勤」で炎上、〇〇〇元社員と妻を直撃

 ※〇〇〇には企業名が入ります。

  検索すれば一発で出てきますが、念のため伏字にしています。

 

という記事です。

ざっくり内容を説明しますと、

 ①赤ちゃんが産まれたので、男性社員が育休を取得

 ②産休明けに出社

 ③2日後に転勤辞令が出た(転勤は約3週間後)

 ④以下の理由で転勤を1~2か月延ばせないか上司に相談

  ・新居に引っ越ししたばかり

  ・子供が来月、保育園に入園予定

  ※決して転勤を嫌がったわけではない様子です。

 ⑤却下されたので、人事・労働組合・労働局に相談

 ⑥回答としては、「違法性はない」「日程の変更は出来ない」

  ※労働局は仲裁を申し出てくれたのですが、男性社員は辞めようと

   考えていたのでこの提案は断ったようです。

 ⑦引継ぎと有給取得を翌月中旬で辞める方向で上司と調整

 ⑧急遽、今月で引継ぎをして辞めてほしいと要請が入り、有給が取得出来なかった。

 

恐ろしい話ですね。

法的に問題なしにしても、産休明けにいきなり転勤なんて出来ませんよね。

しかもこの企業、この後HPから育休のページを削除したみたいです。

これで、「くるみんマーク」取得の企業ですからね。

 ※「くるみんマーク」:子育てサポート企業として厚生労働大臣の認定を受けた証

 

制度があっても「察せ!」ということなんでしょう。

有給にしても、代休にしてもそんな風潮がありますよね。

 

こんな憂鬱なニュースを見ていると、給料だけに依存せずに生活したい、経済的な自由が欲しいと思います。

 

それでは、次回もよろしくお願いいたします。