アルトリアとフィリップモリスの合併断念について
こんにちは、下級サラリーマンです。
さて、さっそく本題なのですが、ちょっと前にアルトリアグループとフィリップモリスが合併協議を行っていたことはご存知でしょうか?
私たちのようなタバコ株ホルダーの間ではとても関心の大きかった事象です。
現在、アメリカではタバコに関する規制が話題になっており、電子タバコの開発に出遅れたアルトリアは、ジュール・ラブズという企業の株式を35%程度保有することで、その遅れを挽回しようとしていました。
ジュールはフラッシュメモリーのような見た目をしており、若者の間で人気になっており、ジュールを喫う事はジューリングと呼ばれ、喫煙とは一線を画すような扱いになっていました。
ところが、このジュールが原因とされる死亡例が出たこともあり、アメリカ内では大半が販売禁止となる予定です。
アルトリアグループの売上も減少していることも相まって、フィリップモリスと再度一緒になるために合併協議を行っていきました。
そもそも、何でこの2社に分けたのかは、ご存知でしょうか?
実は、アメリカ内での訴訟リスクを回避するために、アメリカ内と外国で会社を分けたのです。つまり、この2社は元々同じ会社だったんです。
そんな中、もう一度合併すると2社にした目的が達成されなくなります。
そのため、多くのエコノミストもこの合併には懐疑的だったそうです。
(私は非常に期待していました(´;ω;`) )
まあ、終わったことを気にしても仕方ありません。
一応、電子タバコはフィリップモリスのアイコス販売に力を入れていく方針です。
今後はどうなっていうのでしょうか?
今後、タバコ株を買い増すなら、フィリップモリスかブリティッシュ アメリカン タバコにしたくなるニュースでした。
それでは次回でお会いしましょう。